行政書士の試験日はいつ?2026年・2027年の日程と当日の時間割

試験日を意識したカレンダーと時計、受験票、教材を並べたイラスト 行政書士

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行政書士の試験はいつなのか。調べると11月の日付が出てきますが、今から申し込めるのか、来年ならいつなのか、そこまで書いてあるページは多くありませんよね。

行政書士試験は毎年1回、11月の第2日曜日です。令和8年度は2026年11月8日(日)の午後1時から4時まで。ただし、令和8年度の申込みは、2026年8月24日の午後5時で終わっています。これから始める人が受けるのは、2027年11月14日(見込み)の令和9年度です。

すでに申し込んだあなたには令和8年度の残りの日程を、これから受けるあなたには令和9年度の日程を、それぞれ日付の順に並べます。当日の時間割と、試験場がどう決まるのかもまとめました。

令和8年度行政書士試験の試験日は2026年11月8日、申込みは終わっている

まず、公表されている令和8年度の日程を、日付の順に1つの表にします。出願から合格証が届くまで、7か月ほどの行事です。

日付できごと補足
2026年7月6日(月)受験願書の郵送請求の受付開始8月7日(金)到着分まで。返信用封筒と180円分の切手が必要
2026年7月21日(火)受験願書・試験案内の配布開始/申込受付開始ネットは午前9時から。郵送の願書配布は8月17日(月)まで
2026年8月17日(月)郵送申込みの締切当日消印有効
2026年8月24日(月)ネット申込みの締切午後5時ちょうどで終了。入力中でも締め切られる
2026年10月19日(月)受験票の発送(予定)試験場はこの受験票で知らされる
2026年11月8日(日)試験日午後1時から午後4時まで
2026年11月16日(月)以降試験問題の公表センターのホームページに掲載
2027年1月27日(水)合格発表(午前9時)合格者の受験番号を掲示・掲載。合否通知書も発送
2027年2月12日(金)合格証の発送(予定)合格者に簡易書留で
表1 令和8年度行政書士試験の日程(出典:行政書士試験研究センター「行政書士試験のご案内」。2026年9月10日確認)

この表を1本の線に置くと、今どこにいるのかが見えます。

令和8年度行政書士試験の日程と、今日(2026年9月10日)の位置
図1 令和8年度行政書士試験の日程と、今日(2026年9月10日)の位置

申込みの帯は、今日より左にあります。令和8年度に受けられるのは、8月24日までに申し込みを済ませた人だけです。これから申し込む窓口は、もう開いていません。

行政書士試験までの残りの日数

すでに申し込んでいる人にとって、今日から数えた残りはこうなります。

できごと日付今日からの日数
受験票の発送2026年10月19日(月)39日
試験日2026年11月8日(日)59日
試験問題の公表2026年11月16日(月)67日
合格発表2027年1月27日(水)139日
表2 令和8年度行政書士試験までの残り日数(2026年9月10日を起点に算出。★日数はこの記事で計算したものです)

受験票が届かないときの締切もあります。10月26日(月)を過ぎても届かない場合、10月30日(金)までにセンターへ連絡すれば再発行の受験票が送られます。それ以降の連絡だと、試験当日に試験場で再発行の手続きをすることになり、本人確認書類の持参が必要になります。

残りの期間で行政法をどこから読み直すかは、過去6年の問題番号を法律ごとに数えた行政書士の行政法、直前期はどこから読むかにまとめています。

受験手数料は10,400円、ネット申込みは370円多い

受験手数料は10,400円です。ネットで申し込む場合はこれにシステム手数料370円が加わるので、実際に払うのは10,770円になります。郵送の場合は振替払込の手数料と簡易書留の郵送料が別にかかります。

どちらの方法でも、一度払い込んだ受験手数料は返ってきません。返還されるのは、地震や台風などで試験そのものが実施されなかった場合などに限られます。欠席しても返還はありません。

費用の全体像は行政書士のテキストと過去問|300点の設計から逆算してそろえるで、教材費まで含めて出しています。

「11月の第2日曜日」なので、来年以降の日付は自分で出せる

来年の試験日を待たずに知る方法があります。実施団体の「試験の概要」に、こう書いてあるからです。

項目記載
試験日及び時間毎年1回、11月の第2日曜日 午後1時から午後4時まで
受験資格年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。
試験場所毎年7月の第2週に公示します。
表3 試験の概要に書かれている日程の定め(出典:行政書士試験研究センター「試験の概要」)

日付ではなく、曜日の決まりとして書かれています。つまりカレンダーさえあれば、来年も再来年も、正式な公示を待たずに計算できます。

本当に第2日曜日なのか、確かめる

決まりが書いてあるからといって、そのとおりとは限りません。実際の日付と突き合わせます。

年度公表されている試験日その年の11月第2日曜日一致
令和7年度2025年11月9日(日)2025年11月9日○
令和8年度2026年11月8日(日)2026年11月8日○
表4 公表されている試験日と、その年の11月第2日曜日(★第2日曜日はこの記事で計算したものです)

令和6年度以前の試験日は、センターが現在公開している資料のなかには見当たりませんでした。過去の試験問題と正解は令和2年度ぶんまで残っていますが、そこに実施日は書かれていません。ここで確かめられたのは2年ぶんだけです。

とはいえ、決まりのほうは実施団体が自ら書いているものです。これを使って先の日付を出しておきます。

年度試験日(見込み)今日からの日数
令和9年度2027年11月14日(日)430日
令和10年度2028年11月12日(日)794日
令和11年度2029年11月11日(日)1,158日
令和12年度2030年11月10日(日)1,522日
表5 令和9年度以降の行政書士試験の試験日(★「11月の第2日曜日」から計算した見込みです。正式な日付は各年の7月に公示されます)

これから勉強を始める人が目指すのは2027年11月14日、今日からおよそ14.1か月先ということになります。14か月を使う価値があるかどうかは、また別の判断です。その材料は行政書士は独学で受かるのか|公式データから見る、始める前の判断材料にまとめてあります。始める月ごとの、受ける試験と1週間の勉強時間は行政書士の勉強を6月・7月・8月・9月から始めたらで並べました。

申込みの時期にも型がある

日付だけでなく、手続きの時期にも決まった形があります。「受験手続の流れ」に、毎年の型として書かれているものです。

時期できごと
7月第2週試験場を公示
7月下旬試験案内の配布と、申込受付の開始
11月の第2日曜日試験(午後1時から午後4時まで)
10月中旬〜下旬受験票の送付
1月第5週試験結果の発表と、合否通知書の送付
2月中旬〜下旬合格証の送付
表6 毎年のスケジュールの型(出典:行政書士試験研究センター「受験手続の流れ」)

令和8年度の実際の日付は、この型のとおりに動いています。試験場の公示は7月、申込開始は7月21日、受験票は10月19日、合格発表は1月27日。令和9年度も同じ形になると考えて、準備の時期を置いてよいということです。

なお、郵送で申し込む人だけは注意が必要です。願書そのものの請求受付は、申込開始より2週間ほど早い7月上旬に始まります。令和8年度は7月6日でした。願書が手元に届いてから記入して郵送するので、郵送派の実質的なスタートは7月上旬だと考えておくほうが安全です。

行政書士試験当日の時間割|13時集合ではない。11時50分入室、12時20分着席

試験時間は午後1時から午後4時までです。ところが集合時刻は午後0時20分で、注意事項の説明はその10分後に始まります。13時に着けばよいと思っていると間に合いません。

時刻内容
午前11時50分試験室への入室が始まる
午後0時20分集合時刻。受験票に書かれた番号の座席に着席
午後0時30分受験上の注意事項の説明
午後1時00分試験開始
午後1時30分これ以降は入室できない(試験開始から30分)
午後2時30分ここまで退室できない
午後3時50分これ以降は退室できない(試験終了前10分間)
午後4時00分試験終了
午後4時15分これを過ぎると試験問題を受け取れないことがある
表7 試験当日の時間割(出典:行政書士試験研究センター「行政書士試験のご案内」)
行政書士試験当日の時間割。入室できる時間と、退室できない時間
図2 行政書士試験当日の時間割。入室できる時間と、退室できない時間

入室が許されるのは午後1時30分まで。それを過ぎると、試験場に着いていても受験できません。遅刻は10分でも20分でもなく、30分までなら受験できるという形です。ただし注意事項の説明を聞き逃すので、答案用紙の記入で不利になります。

本番と同じ日曜の午後1時〜4時で模試を解ける日の数え方は、行政書士の予想問題集(直前模試)にまとめました。

途中で帰ると、問題用紙を持ち帰れない

退室できるのは午後2時30分から午後3時50分までの間だけです。それ以外の時間に退室すると受験放棄とみなされ、欠席扱いになります。欠席扱いになると合否通知書も送られません。

そして、途中退室した場合は試験問題を持ち帰れません。問題用紙が必要な人は、試験が終わったあとに試験室で受け取ります。午後4時15分を過ぎると片づけられて受け取れないことがある、と実施団体は書いています。

自己採点をするつもりなら、最後まで残って問題用紙を持ち帰るほうが確実です。答案用紙は、どんな場合でも持ち帰れません。

机の上に置けるものは決まっている

試験時間中に机の上に置けるものは、列挙された形で決められています。ここに書かれていないものは置けません。

置けるもの置けないもの
受験票携帯電話などの通信機器類
BかHBの黒鉛筆またはシャープペンシルスマートウォッチ・スマートグラス
プラスチック消しゴム(砂消しゴムは不可)置時計
鉛筆削り(電動は不可)電卓・計算機能のあるもの
蛍光ペン(複数可)ペットボトルなどの飲み物
腕時計または懐中時計1個耳栓
マスク・ハンカチ・ポケットティッシュ帽子類(フードを含む)※着用も不可
目薬・点鼻薬上に挙げた以外のすべて
表8 机の上に置けるもの・置けないもの(出典:行政書士試験研究センター「行政書士試験のご案内」および試験当日FAQ)

時計は腕につけたままでは使えません。不正行為の防止のため、必ず机の上に置いて使います。試験室に時計の用意はないので、時計を持たずに行くと3時間を時間配分なしで解くことになります。区切りごとの分数の目安は行政書士試験の時間配分にまとめました。アラーム機能は事前に解除しておきます。

3時間で60問なので、1問あたり3分です。ただし記述式の3問と、5肢択一の40問を同じ3分で解くわけにはいきません。記述式が何を書かせるかは行政書士の記述式に正解例を並べています。どの科目にどれだけ時間を寄せるかは配点で決まります。その内訳は行政書士の科目別の配点|公表されていないので、過去6年を数えて出したで、過去6年の問題を数えて出しました。

膝掛けと座布団は使えますが、当日その場で試験監督員の許可を受ける必要があります。11月の会場は冷えることがあるので、持って行く価値はあります。

行政書士試験の試験場に無いもの

会場そのものについても、事前に知っておくと差が出ることがあります。

無いものどうするか
駐車場・駐輪場公共交通機関で行く。車での送迎も禁止されている
昼食をとる場所昼食を済ませてから行く
ゴミ箱自分が出したゴミは全部持ち帰る
託児施設・待機場所同伴者は入場できない
試験室の時計腕時計か懐中時計を1個持って行く
大きな荷物の置場カバンは座席の足元に置く
表9 試験場に用意されていないもの(出典:行政書士試験研究センター「行政書士試験のご案内」および試験当日FAQ)

試験は午後1時開始なので、昼食は会場に着く前に済ませることになります。3時間の試験を空腹で受けることにならないよう、当日の食事の時刻まで決めておくほうが安全です。

行政書士試験に申し込んだ人の5人に1人は、試験日に来ていない

試験日の話でいちばん見落とされているのが、ここだと思います。申し込んだ人と、実際に受けた人の数が違うという事実です。

実施団体は「最近10年間における行政書士試験結果の推移」で、受験申込者数と受験者数を並べて公表しています。この2つの数字を割ると、当日どれだけの人が来なかったかが出ます。

年度受験申込者数受験者数来なかった人受験率
平成28年度53,456人41,053人12,403人76.80%
平成29年度52,214人40,449人11,765人77.47%
平成30年度50,926人39,105人11,821人76.79%
令和元年度52,386人39,821人12,565人76.01%
令和2年度54,847人41,681人13,166人76.00%
令和3年度61,869人47,870人13,999人77.37%
令和4年度60,479人47,850人12,629人79.12%
令和5年度59,460人46,991人12,469人79.03%
令和6年度59,832人47,785人12,047人79.87%
令和7年度63,845人50,163人13,682人78.57%
10年合計569,314人442,768人126,546人77.77%
表10 申込者数・受験者数・欠席者数の10年(申込者数と受験者数の出典は行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」。★欠席者数と受験率はこの記事で算出したものです)
行政書士試験に申し込んだ人と、当日来た人(過去10年)
図3 行政書士試験に申し込んだ人と、当日来た人(過去10年)

10年で12万6,546人が、申し込んだのに試験日に来ていません。受験率は76.00%から79.87%の間に収まっていて、年によってほとんど動きません。10,400円を払い、受験票を受け取り、それでも会場に行かなかった人が毎年1万2千人前後いる、という形で安定しています。

欠席しても、連絡は要らない

実施団体は「欠席の連絡は必要ありません」と明記しています。返還もありません。だから欠席は記録に残らず、本人以外には何も起きない。この手軽さが、毎年2割という数字の背景にあるのだと思います。

この数字は、合格率を読むときにも効いてきます。令和7年度の合格率14.54%は、受験者50,163人に対する割合です。申込者63,845人を分母にすると11.42%になります。同じ試験でも、どこで数えるかで見え方が変わります。合格率の読み方は行政書士試験の難易度は?公式データで見る合格率・合格基準・受験者層で詳しく扱っています。

そして独学で受ける人にとっては、もう1つの読み方があります。2割が来ないということは、試験日までに勉強が間に合わなかった人がそれだけいるということです。間に合わせるための時間配分は行政書士の勉強時間は800時間?|公式に数字は無いので、教材の量から自分で出すで、教材の分量から計算しています。

行政書士試験の試験地は47都道府県63試験場。選んでも、その会場になるとは限らない

試験地は全国47都道府県にあります。住んでいる場所や住民票の住所に関係なく、どこでも選べます。令和8年度の試験場は63か所です。

試験場の数都道府県数
8か所東京都1
2か所北海道・宮城県・埼玉県・長野県・静岡県・大阪府・兵庫県・長崎県・鹿児島県9
1か所上記以外37
合計47都道府県63試験場
表11 都道府県あたりの試験場の数(★行政書士試験研究センター「試験地・試験場一覧」を数えたものです。2026年9月10日確認)

47都道府県のうち37は、試験場が1か所しかありません。そこで申し込む人は、選ぶ余地なくその会場になります。複数から選べるのは10都道府県だけで、そのうち8か所あるのは東京都だけです。

東京都は、8会場すべてが定員を超えている

試験場は先着順に受け付けられます。定員を超えた場合は、センターの側で同じ都道府県内の別の会場に振り替えられます。そして実施団体は、超過した試験場を公表しています。

試験地超過した試験場その県の試験場数
宮城県東北学院大学 土樋キャンパス/仙台青葉学院大学・短期大学 五橋キャンパス2か所(全部)
埼玉県東京国際大学 川越第1キャンパス2か所のうち1か所
東京都日本大学法学部/日本大学理工学部/目白大学/東京都立産業貿易センター台東館/TOCビル/明治大学 和泉/武蔵大学 江古田/東京経済大学 国分寺8か所(全部)
静岡県プラサヴェルデ(ふじのくに千本松フォーラム)2か所のうち1か所
大阪府大阪公立大学 森之宮キャンパス2か所のうち1か所
兵庫県神戸学院大学 ポートアイランド第1キャンパス2か所のうち1か所
長崎県長崎県立諫早技能会館2か所のうち1か所
表12 令和8年度で受入予定人数を超過した試験場(出典:行政書士試験研究センター「受入予定人数を超過した試験場」2026年8月27日現在)

東京都は8試験場すべてが超過しています。宮城県も2か所とも超過。つまりこの2つの試験地で申し込んだ人は、どの会場になるかを自分では決められない状態にあります。

自分の試験場が分かるのは、受験票が届いたときです。令和8年度なら10月19日発送。試験日の20日前まで、会場が確定しません。宿泊や交通の手配を先に済ませておきたい人には、ここが読みにくいところだと思います。

申込み後は、転勤や転居を理由にした試験場の変更を認めていません。試験場への下見や直接の問い合わせも、禁止されています。

上履きが要る会場がある

令和8年度の63試験場のうち3か所は土足厳禁です。山陽学園中学校・高等学校、高知中学高等学校、宮崎県立宮崎工業高等学校の3つで、上履きと下履きを入れる袋を自分で用意します。

この3県はいずれも試験場が1か所だけです。つまり岡山・高知・宮崎で申し込んだ人は、必ずこの会場になります。会場が分からないうちから、上履きだけは確定で用意しておけます。

令和9年度の行政書士試験に向けて、やることを日付の順に並べる

ここまでの日程を、これから受ける人の側から組み直します。今日から2027年11月14日までのあいだに、日付が決まっている行事がいくつかあります。それを目印にすると、14か月という長さが扱いやすくなります。

時期起きることこちら側ですること
2026年9月〜—教材をそろえて始める
2026年11月8日令和8年度の試験受けない年でも、時間割を体験しておく価値はある
2026年11月16日以降令和8年度の試験問題が公表されるいちばん新しい過去問が無料で手に入る
2027年1月27日令和8年度の正解・合格基準点が公表される答え合わせができるようになる
2027年4月1日この日に施行されている法令が出題範囲になる年度版の教材に切り替える
2027年7月上旬願書の郵送請求が始まる(見込み)郵送で申し込むならここから
2027年7月第2週試験場が公示される(見込み)受けたい会場を確認する
2027年7月下旬申込受付が始まる(見込み)先着順なので早く申し込む
2027年10月中旬〜下旬受験票が届く(見込み)試験場がここで確定する
2027年11月14日試験(見込み)—
表13 今日から令和9年度行政書士試験の試験日までのカレンダー(日付のうち、令和8年度の実績が出ているものは公表資料。★令和9年の予定は「毎年の型」から置いたものです)

11月16日は、教材が1年ぶん増える日

この表のなかで、独学の人にとっていちばん大きいのは2026年11月16日だと思います。その年の試験問題が、実施団体のホームページに無料で載る日です。

市販の過去問集に令和8年度が収録されるのは、翌年の春以降になります。11月に公表されるものを自分で解いておけば、半年ぶん早く最新の1年に触れられます。ただし正解の公表は2027年1月27日なので、11月から1月までは答え合わせができません。解いて置いておく、という使い方になります。なお公表される問題のうち問題58〜60は毎年非公開で、その扱いは行政書士の足切りに書いてあります。

過去問がどれだけ公開されているかというと、令和2年度ぶんまでが残っています。この6年ぶんを実際に数えて科目ごとの配点を出したのが行政書士の科目別の配点|公表されていないので、過去6年を数えて出したです。どの番号にどの科目が来るかは6年間ずれていませんでした。

4月1日という基準日が、教材の買い時を決めている

出題される法令は「試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令」と決められています。令和9年度なら2027年4月1日です。無料のe-Gov法令検索は最新の施行版を表示するので、この基準日の版とは一致しないことがあります。実測した結果は行政書士の六法・判例集は必要かに書いています。

令和9年度版は、入門書が2026年10月から出はじめ、基本テキストと問題集は例年12月下旬に出ます。どちらも基準日の4月1日より前に作られるので、春に一度、出版社の法改正情報で改正点を確かめることになります。本ごとの発売日の見込みは行政書士の2027年度版テキストはいつ出る?に並べました。今から始めるなら、手持ちの版で全体を1周してから年度版に乗り換えるか、最初から改正の影響が小さい科目を先に進めるか、どちらかになります。

どの教材を、どの順でそろえるかは行政書士のテキストと過去問|300点の設計から逆算してそろえるに、300点の内訳から逆算した形でまとめてあります。

14か月を、週の時間に割る

2027年11月14日まで430日、およそ61.4週です。よく言われる800時間をこの日数で割ると1日あたり1.86時間になりますが、この800時間という数字自体に出どころがありません。

実施団体は勉強時間を公表していないので、自分に必要な時間は教材の分量から出すことになります。その手順は行政書士の勉強時間は800時間?|公式に数字は無いので、教材の量から自分で出すに置いてあります。

週に必要な時間を出したうえで、それが取れないと分かることもあります。そのときは期間を延ばすより、講座を使って時間を買うほうが合うことがあります。独学との差額がいくらになるかは行政書士の通信講座は独学と何が違うのか|7社の受講料と、時間差の値段で並べました。

よくある質問

行政書士試験の試験日はいつですか?

毎年1回、11月の第2日曜日の午後1時から4時までです。令和8年度は2026年11月8日、令和9年度は2027年11月14日の見込みです。

申込みはいつですか?

例年7月下旬から8月下旬までです。令和8年度は、ネットが7月21日から8月24日の午後5時まで、郵送が8月17日の消印まででした。

試験当日は何時に行けばいいですか?

入室は午前11時50分から、着席は午後0時20分です。午後1時30分を過ぎると入室できません。

受験手数料はいくらですか?

10,400円です。ネットで申し込む場合は、システム手数料370円が加わります。

この記事でわかったこと

問い答え
令和8年度の試験日は2026年11月8日(日)午後1時から午後4時まで
まだ申し込めるか申し込めない。ネットは2026年8月24日午後5時、郵送は8月17日消印で締切
次に受けられるのは令和9年度。2027年11月14日(日)の見込み。今日から430日
なぜ日付が分かるのか実施団体が「毎年1回、11月の第2日曜日」と公表しているため
当日は何時に行くのか入室は午前11時50分から、集合は午後0時20分。午後1時30分以降は入室できない
受験手数料は10,400円。ネット申込みはシステム手数料370円が加わる。返還はされない
試験場はいつ分かるか受験票が届いたとき。令和8年度は10月19日発送
申し込んだ人は全員受けるのか受けない。過去10年の受験率は76.00〜79.87%
表14 行政書士試験の日程まとめ(2026年9月10日時点)

試験日は毎年決まっていますが、申し込める期間のほうは、1年のうち35日間しか開いていません。令和8年度でいえば7月21日から8月24日まで、365日のうちの9.6%です。

1年のうち、行政書士試験に申し込める期間はどこか(令和8年度)
図4 1年のうち、行政書士試験に申し込める期間はどこか(令和8年度)

勉強の計画を立てるより先に、この35日をカレンダーに書き込んでおくほうが実害が少ないと思います。教材が半分しか終わっていなくても、申し込んでおけば受けられます。逆に、どれだけ仕上がっていても、7月から8月に手続きをしなければ受けられません。

行政書士試験そのものの難しさをほかの資格と比べたい場合は行政書士・宅建・社労士・司法書士の難易度を比べる|公式データで見る4つの違いを、独学で受かるのかという判断材料は行政書士は独学で受かるのか|公式データから見る、始める前の判断材料をご覧ください。

この記事で確認した資料

日程・手続き・当日の決まりは、一般財団法人行政書士試験研究センターの「令和8年度行政書士試験のご案内」「試験の概要」「受験手続の流れ」「試験地・試験場一覧」「受入予定人数を超過した試験場(令和8年8月27日現在)」「試験当日についてのFAQ」を確認しました。

受験申込者数と受験者数は、同センターの「令和7年度行政書士試験実施結果の概要」および「最近10年間における行政書士試験結果の推移」によります。欠席者数・受験率・都道府県あたりの試験場数・残り日数・令和9年度以降の試験日は、これらの公表値からこの記事で計算したものです。

いずれも2026年9月10日に確認しました。試験日と手続きの日程は毎年7月に公示されます。実際に申し込むときは、その年の公示をご自身で確認してください。

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