行政書士の勉強を6月・7月・8月・9月から始めたら、どの試験に間に合うか

12か月のマスが並んだ年間の計画表と薄い本、紅茶を置いた勉強机のイラスト 行政書士

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「行政書士 7月から勉強」と調べると、7月や8月から始めて合格した人の体験記がいくつも出てきます。自分もいまから間に合うのか、気になるところです。

その年の試験を受けられるかどうかは、勉強時間より先に申込締切で決まります。令和8年度の申込みは、2026年8月24日の午後5時で締め切られました。9月以降に始める人が受けられるのは、翌年11月の試験です。そのうえで、始める日から試験日までの週数で勉強時間を割ると、1週間に要る時間が出ます。

勉強を始める日ごとの、受ける行政書士試験と1週間の勉強時間

始める日受ける試験(見込み)試験までの週数800時間なら週に500時間なら週に
2026年10月9日2027年11月14日約57週約14時間約9時間
2026年12月1日2027年11月14日約50週約16時間約10時間
2027年2月1日2027年11月14日約41週約20時間約12時間
2027年4月1日2027年11月14日約32週約25時間約15時間
2027年6月1日2027年11月14日約24週約34時間約21時間
2027年7月1日2027年11月14日約19週約41時間約26時間
2027年8月1日2027年11月14日約15週約53時間約33時間
2027年9月1日2028年11月12日約63週約13時間約8時間
2027年10月1日2028年11月12日約58週約14時間約9時間
表1 勉強を始める日ごとの、受ける行政書士試験と1週間の勉強時間(★この記事の計算。試験日は「毎年1回、11月の第2日曜日」の定めから置いた見込み。9月以降は、その年の申込みに間に合わない前提で翌年の試験に置いた)
行政書士の勉強を始める日ごとに、800時間に届くための1週間の勉強時間を並べた棒グラフ
図1 行政書士の勉強を始める日ごとの、800時間に届くための1週間の勉強時間(★この記事の計算)

800時間は、講座会社の多くが独学の目安として示している数字です。500時間は、講座を使う場合の目安として示されている数字の下限です(行政書士の勉強時間800時間は何ヶ月?)。

図1の右端で、棒が急に低くなります。9月1日に始めると、受ける試験が1年先に移るからです。8月から始めて週53時間かかる人と、9月から始めて週13時間で済む人がいることになります。1か月の違いで、1週間の重さは4倍になります。

6月・7月・8月から勉強して、その年の行政書士試験を受けるなら

まず申込みです。令和8年度の申込期間は、ネットが7月21日から8月24日の午後5時まで、郵送が8月17日の消印まででした。受験手数料は10,400円です。令和9年度の日程は2027年7月に公示されますが、例年どおりなら7月下旬に始まって8月下旬に締め切られます。勉強を始めたら、申込みを先に済ませておくと迷いが1つ減ります(行政書士の試験日)。

時間のほうは、表1のとおり重くなります。6月からの週34時間は、平日に3時間、休日に8時間を続けても届きません。働きながらの独学では、まず無理な量です。

この時期に始める人が取れる手は、主に2つあります。1つは、講座を使って勉強の量を絞ること。講座会社が示す目安は500〜600時間で、6月からなら週21時間前後になります。もう1つは、その年の試験を3時間の本番の練習として受け、翌年を本命に置くことです。決め手は、平日に何時間とれるかです。

6〜8月から始めて、講座で勉強の量を絞りたい人は、アガルートの入門向けコースを見ておいてください。

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アガルートアカデミーの行政書士試験講座のページへ移動します。受講料と合格特典の条件は、公式の対象講座・提出条件でご確認ください。

講座の受講料と、講義・質問・添削の違いは行政書士の通信講座7社比較に並べています。

本は、その年の年度版をそろえます。出題は、試験の年度の4月1日に施行されている法令から出ると、試験の概要に書かれています。6月なら基本テキストと過去問はすでに出ていて、7〜8月には直前予想模試が出ます。模試の選び方は行政書士の予想問題集(直前模試)にまとめました。

9月から勉強を始めるなら、受けるのは翌年11月の行政書士試験

試験までは1年と2か月。800時間でも週13時間です。平日1時間と休日4時間で届きます。

困るのは本の年度です。書店に並んでいるのは、まだその年の試験向けの年度版。翌年度版の基本テキストは12月に出ます。2027年度版は、合格革命の基本テキストが12月24日、みんなが欲しかった!の教科書が12月16日に出ます(2027年度版テキストの発売日)。

それまでの3か月半は、入門書で法律の言葉に慣れる期間にあてられます。入門書は年度による違いが小さく、基本テキストの3割ほどの厚さです。2027年度版の入門書は、10月下旬から順に出ます。

書名発売価格購入先
改訂2版 ゼロからスタート! 横溝慎一郎の行政書士1冊目の教科書発売中(2026年6月12日)1,969円楽天 / Amazon
2026年版 ユーキャンの行政書士 はじめてレッスン発売中(2025年10月3日)1,760円楽天 / Amazon
2027年度版 合格革命 行政書士 スタートダッシュ2026年10月22日1,870円楽天 / Amazon
ケータイ行政書士 2027 学習初日から試験当日まで2026年10月22日1,540円楽天 / Amazon
2027年度版 みんなが欲しかった!行政書士 合格へのはじめの一歩2026年11月13日1,760円楽天 / Amazon
うかる! 行政書士 入門ゼミ 2027年度版2026年11月13日1,760円楽天 / Amazon
表2 2026年10月9日に買える・予約できる入門書(楽天ブックスの表示。2026年10月9日確認。価格は税込)

どれを選ぶかは、12月に使う基本テキストのシリーズに合わせると、言葉づかいがそろって移りやすくなります。6冊の中身の違いは行政書士の入門書はどれを買う?で比べています。

勉強を始める月ごとの、最初の1冊

始める月受ける試験最初に買う本次に買う本
6〜8月その年の11月その年の年度版の基本テキストと過去問7〜8月に出る直前予想模試
9月〜10月中旬翌年の11月発売中の入門書(横溝本・はじめてレッスン)12月中旬〜下旬に出る翌年度版の基本テキスト
10月下旬〜12月中旬翌年の11月翌年度版の入門書(10月下旬〜11月中旬に発売)同上
12月下旬〜5月その年の11月その年の年度版の基本テキストと過去問7〜8月に出る直前予想模試
表3 行政書士の勉強を始める月ごとの、最初の1冊と次の1冊(★この記事の整理。発売の時期は2026年の実績と予定による)

同じ「最初の1冊」でも、6月に始める人と10月に始める人では、買う本が違います。6月なら入門書を挟む時間がなく、10月なら基本テキストがまだ出ていません。

よくある質問

9月から勉強を始めて、その年の試験に間に合いますか?

申込みは例年8月下旬に締め切られるので、9月から始めた人が受けられるのは翌年11月の試験です。

6月から始めると、週に何時間要りますか?

その年の11月の試験まで約24週なので、800時間なら週34時間、講座の目安の500時間なら週21時間です。

最初に買う本は何ですか?

9月から12月中旬に始めるなら入門書、12月下旬からは翌年度版の基本テキストと過去問です。

いま(10月)から勉強を始める場合の、2027年11月14日までの並び

時期すること
2026年10月〜12月中旬入門書を1冊読み通す
2026年12月中旬〜下旬2027年度版の基本テキストと過去問をそろえる
2027年1月〜6月基本テキストと過去問を往復する
2027年4月1日この日に施行されている法令から出題される
2027年7月下旬〜8月下旬(見込み)受験の申込み
2027年7月〜8月直前予想模試が出る。本番と同じ日曜の午後1時〜4時で解く
2027年10月中旬〜下旬(見込み)受験票が届く
2027年11月14日(見込み)試験
表4 2026年10月に勉強を始めて2027年11月の行政書士試験を受ける場合の並び(★この記事の整理。令和9年度の日程は未発表のため、令和8年度の日程と「受験手続の流れ」の型から置いた見込み)

週14時間のペースなら、10月から12月中旬までの約10週で140時間ほどになります。入門書1冊なら、2周しても時間が余る量です。余った時間は、本試験の過去問を1年分、時間を計らずに眺めておくと、基本テキストに入ったときに何を覚えるのかが見えやすくなります。

試験日・申込期間・出題の基準日は、行政書士試験研究センターの公表資料で2026年10月9日に確認しました。本の発売日と価格は、同じ日の楽天ブックスの表示です。令和9年度の日程は2027年7月に公示されます。申し込む前に、実施団体の発表をご確認ください。

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