行政書士の記述式問題集、2027年版はいつ出る?

冬の朝の机で、マス目の答案用紙に鉛筆で書き込む手元と、閉じた問題集と赤いシート 行政書士

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2027年の行政書士試験に向けて、記述式の対策も早めに考えておきたい。ところが「行政書士 記述式 問題集 2027」で探しても、出てくるのは2026年度版か、もっと古い版ばかりですよね。2027年版はいつ出るのか、それまで2026年版で始めていいのか、迷うところです。

調べると、行政書士の40字記述式問題集は、3つのシリーズとも毎年2月に出ていて、ここ6年は2月12日から3月3日のあいだに収まっていることがわかります。2027年版も2月中旬から3月初めの見込みです。記述式は、民法と行政法の基本テキストを一度読んでから解く問題なので、2月まで待っても間に合います。いまから始めるあなたには、それまでのあいだ、11月9日に出るLECの「合格のトリセツ 多肢選択式・記述式に出る 重要判例解説」の2027年版で、記述式に出る判例から読んでおくのがおすすめです。

2027年版 行政書士 合格のトリセツ 多肢選択式・記述式に出る 重要判例解説(11月9日発売・2,860円):楽天 / Amazon

行政書士の記述式問題集、2027年版はまだ出ていない

楽天ブックスとAmazonで「40字記述式 2027」を引くと、出てくるのは2026年度版と2025年度版だけです。記述式に関わる本で2027年版が出ているのは、11月9日発売のトリセツの重要判例解説だけでした。

本2027年版2026年版の発売日
みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集(TAC出版)未発表2月20日
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集(早稲田経営出版)未発表2月27日
出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集(LEC)未発表2月28日
ケータイ行政書士 40字記述(三省堂)未発表2月25日
合格のトリセツ 多肢選択式・記述式に出る 重要判例解説(LEC)11月9日発売、予約できる11月10日(前年)
表1 行政書士の記述式に関わる本と、2027年版の出方(★この記事の整理。楽天ブックスの書誌)

テキストのシリーズごとの2027年度版の発売日は、行政書士の2027年度版テキストはいつ出る?シリーズごとの発売日に並べています。記述式の問題集は、その中でも後ろのほうに出る本です。

行政書士の記述式問題集は、毎年2月中旬から3月初めに出ている

行政書士の40字記述式問題集、3シリーズの2020年版から2026年版までの発売日と2027年版の見込み
図1 行政書士の40字記述式問題集、3シリーズの発売日(★この記事の集計。楽天ブックスの書誌)

楽天ブックスの書誌で、3シリーズの行政書士の記述式問題集を版ごとにたどりました。2021年版からの6年は、どのシリーズも2月12日から3月3日のあいだに出ています。出る順番も毎年同じで、みんなが欲しかった!、合格革命、出る順の順です。2020年版だけは3月にずれ込み、順番も逆でした。

版みんなが欲しかった!合格革命出る順
2021年版2月12日2月20日3月1日
2022年版2月15日2月21日3月3日
2023年版2月14日2月25日3月2日
2024年版2月15日2月22日2月29日
2025年版2月20日2月27日2月28日
2026年版2月20日2月27日2月28日
価格(2026年版)1,760円1,650円1,650円
表2 行政書士の40字記述式問題集の発売日と価格(楽天ブックスの書誌)

ここ2年は、3冊が2月20日から28日の9日間にそろっています。価格は合格革命と出る順が1,650円、みんなが欲しかった!が1,760円で、2024年版から変わっていません。

行政書士の記述式問題集3冊は、問題の作り方が違う

行政書士の記述式問題集は3冊とも、記述式に多肢選択式を合わせた1冊です。違うのは、何を素材に問題を作っているかです。

みんなが欲しかった!合格革命出る順
ページ数(2026年版)432ページ292ページ255ページ
問題の作り本試験の過去問を素材に、問題を見てから答えを書くまでの手順を追う。過去問と予想問題基礎編は条文・判例の穴埋め、応用編は本試験と同じ事例形式のオリジナル問題オリジナル問題120問以上。左ページに問題とヒント、右ページに解説
多肢選択式過去問が中心予想問題が多いオリジナル問題
答案用紙別冊+PDFダウンロード取り外せる別冊+ダウンロード練習用解答用紙つき
ほかの本とのつながり——解説に合格基本書の関連ページ
表3 行政書士の40字記述式問題集3冊の中身(2026年版。Amazonの商品説明より)

行政書士試験の記述式は、行政法から1問、民法から2問が出て、1問20点の3問で60点あります。300点のうちの2割です。過去の本試験で公表されている正解例を自分で書いてみる方法は、行政書士の記述式は捨てていい?公表されている正解例から考えるにまとめました。

あなたなら、行政書士の記述式問題集をどれにするか

あなたの状況選ぶ本理由
基本テキストが合格革命合格革命基礎編の穴埋めで、テキストで読んだ条文の言い回しから入れる
基本テキストがみんなが欲しかった!みんなが欲しかった!過去問を素材に、解き方を手順で追える
基本テキストが出る順の合格基本書出る順解説から合格基本書のページへ戻れる
基本テキストがトリセツトリセツの重要判例解説+どれか1冊トリセツのシリーズに40字記述式の問題集はない。判例解説で判旨を読み、問題集で書く練習をする
過去問で本番の形に慣れたいみんなが欲しかった!3冊のうち、過去問を素材にしているのはこの本だけ
表4 行政書士の記述式問題集、状況ごとの選び方(★この記事の整理)

迷ったら、使っている行政書士の基本テキストと同じシリーズにしておくのが確実です。どの問題集も、同じシリーズのテキストの用語と順番で書かれています。テキストのシリーズの選び方は行政書士のテキストと過去問|300点の設計から逆算してそろえるで比べています。

行政書士の記述式問題集2027年版が出るまで、どう進めるか

時期やること使う本
11月記述式に出る判例を、判旨の言い回しごと読んでおくトリセツの重要判例解説 2027年版(11月9日)
12月下旬民法と行政法を、基本テキストで1周する各シリーズの基本テキスト 2027年版
2月中旬〜3月初め記述式問題集で、40字で書く練習を始める40字記述式問題集 2027年版
4月下旬〜予想問題で、本番の時間の中で書く直前予想模試
表5 行政書士の記述式問題集の2027年版までの進め方(★この記事の整理)

行政書士の記述式の問題集は、民法と行政法をテキストで一度読んでいないと、解説を読んでも手が止まります。12月下旬に基本テキストが出て、2月に記述式の問題集が出る順番は、読む順番とちょうど重なっています。

いまから2月までの空いた時間には、トリセツの重要判例解説で、行政書士試験の記述式と多肢選択式に出やすい130の判例を読んでおくのがおすすめです。2027年4月1日の法令で作られていて、著者の野畑淳史講師の講義動画が20回分つきます(視聴期限は2027年11月30日)。判例の言い回しを先に知っておくと、2月に問題集を開いたとき、答えに入れる言葉がすぐに出てきます。

記述式に出る判例を2月までに読む。2027年版 合格のトリセツ 重要判例解説:楽天 / Amazon

直前期の予想問題集の選び方は、行政書士の予想問題集(直前模試)は何冊要るか、本番までの日曜から考えるにまとめています。

行政書士の記述式問題集2026年版を今買う場合に気をつけること

記述式問題集の2026年版も、書店やネットでまだ買えます。40字で書く手順を身につける練習なら、2026年版でもできます。ただ、2027年の行政書士試験に向けては、中身が1年ずつ古くなります。

2026年版2027年版(見込み)
法令の基準日2026年4月1日2027年4月1日
入っている最新の本試験2025年11月の本試験2026年11月8日の本試験
発売2月20日〜28日に発売済み2月中旬〜3月初め
表6 行政書士の記述式問題集の2026年版と2027年版の違い(Amazonの商品説明より)

行政書士試験に出る法令は、試験の年の4月1日に施行されている法令です。2026年版は2026年4月1日の法令で作られているので、そのあとの法改正は入っていません。2026年11月8日の本試験の記述式3問も、2027年版から入ります。2027年に受けるなら、2月の2027年版で書くのが安心です。

よくある質問

行政書士の記述式問題集2027年版は、いつ予約できますか?

楽天ブックスにもAmazonにも、まだ載っていません。載れば予約できるようになります。発売はここ6年、2月12日から3月3日のあいだです。

記述式の練習は、いつから始めればいいですか?

民法と行政法を基本テキストで一度読んでからです。2027年の行政書士試験を受けるなら、2月に2027年版の問題集が出るころが、ちょうどその時期にあたります。

多肢選択式の問題も入っていますか?

行政書士の記述式問題集は、3冊とも入っています。多肢選択式は判決文の穴埋めが多く、記述式と同じく判例の言い回しを覚えているかが問われるので、1冊で両方を練習できます。

判例集は、記述式の問題集と別に要りますか?

なくても問題集だけで練習はできます。ただ、記述式の答えは判例や条文の言い回しそのものなので、判旨をまとめて読める本があると覚えやすくなります。判例集と六法がどこまで要るかは行政書士に判例集と六法は必要か、過去問の設問文を数えて考えるで数えています。

行政書士の記述式問題集は、2月の2027年版で書く

行政書士の40字記述式問題集は、3つのシリーズとも毎年2月に出てきました。2027年版も2月中旬から3月初めの見込みで、12月下旬に出る基本テキストを読んだあとに、ちょうど手に入ります。

それまでの2か月は、11月9日に出るトリセツの重要判例解説で、記述式に出る判例を読んでおいてください。ほかの本の2027年度版がいつ出るかは行政書士の2027年度版テキストはいつ出る?、同じ時期に出る過去問集は行政書士のウォーク問、2027年版はいつ出る?にまとめています。

発売日と価格は楽天ブックスの書誌、ページ数と中身はAmazonの商品説明によります。2027年版の発売時期は前年までの実績から見た見込みで、出版社の発表ではありません。試験の出題数と配点、法令の基準日は行政書士試験研究センターの「試験の概要」によります。

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